簿記の勉強しているので覚えたことを書いてみる いっかいめ

勉強したことを人に教えるのはすごく勉強になるらしいけど教える相手がいないのでここに書いてみました。
ただテキストの内容はかなり省いているので簿記について全くわからない人はわからないと思います。
わかってる人でも勘違い等があってわからないかもしれません。

簿記の目的

簿記の目的は会社の状態を表すことです。
今会社に何があるかを表した物が貸借対照表、いくら儲けたかという経営成績と表した物が損益計算書です。

貸借対照表

貸借対照表は右側と左側に分かれます。右側は貸方といって負債と資本、左側は借方といって資産が書かれています。
見にくいですが表にすると以下のようになります。

借方 貸方
資産 負債
資本

損益計算書

損益計算書も右側と左側に分かれます。右側の貸方には収益を左側の借方には費用と利益が書かれています。
こちらも表にすると以下になります。

借方 貸方
費用 収益
利益

利益は収益から費用を引いたものでプラスなら純利益マイナスなら純損失になります。
貸借対照表損益計算書の関係として、期首の資本に当期純利益(損失)を合わせたものが期末の資本になります。

仕訳

仕訳とは勘定科目と金額を使って記録することです。


勘定科目とは現金、建物など誰がやっても同じようになるように決められた用語です。
一例として以下のようなものがあります。

資産 負債 費用 収益
現金 買掛金 仕入 売上
当座預金 支払手形 有価証券売却損 有価証券売却益
受取手形
売掛金
取引の2つの側面

建物を現金で買ったということは建物という資産が増えたかわりに現金という資産が減ったと考えられます。仕訳ではこの2つのことを書きます。

  • 仕訳の3ステップ
    • 取引の分解

資産、負債、資本、費用、利益、収益が増えたか減ったか考えます。

    • 借方か貸方か
貸借対照表
借方 貸方
資産 負債
資本
損益計算書
借方 貸方
費用 収益
利益

この二つを考えて増えた場合は同じ側、減った場合は逆側になります。

    • 勘定科目と金額を記入します

大切なルールとして借方と貸方の金額が一致するということがあります。

転記

仕訳を勘定科目ごとに1カ所にまとめることを転記といいます。