久しぶりに電車に乗った

最近は電車に乗って都心へ行く用事もなく、またどこか出かけるときはだいたい車で行っていたので電車に乗る機会がほとんどなかったが都内へ向かう用事がありおそらくひと月ぶりくらいに電車に乗った。

乗った電車は昼下がりの時間帯なので乗車率はそこまで高くなかったが色々な人が乗っていた。

色々な人がいたが車内での行動は主に二種類だった。スマホをいじることと酒を呑むことだ。

おそらく台風の影響で現場が早じまいしたであろう人が酒を吞みながら車内に入ってきた。

その人は発泡酒ストロングゼロ等の安価な酒を呑んでおらず缶の色から判断してキリンの一番搾りを呑んでいた。

その姿はとても様になっていてビールの広告として使えそうだった。

このような格好良さはベッドタウンやロードサイド店舗では決して観られない。 久しぶりにアウトサイダーな格好よさを見た。

都会や車内は人が多い、そして人が多いと平均から外れた人も相対的に多くなる。 都会にしかない良さというのはこのような画一化されていない雑然したものではないかと感じた。