酒を呑んでブログを書いている
タイトルにある通りこのブログを書いている時点でビールを一杯呑んでいる。
呑んだ状態ではヘロヘロになってブログなんて書けないんじゃないのかとの懸念があったがビール一杯では平気そうだ。
かといって筆が進むかといったらそうでもないので少量の飲酒では書く行為については問題がなさそうだ。
しかし、写真を撮ることには積極性が増した。
これは呑む前だが鎌倉でビールを売っている素敵なマダムに目がいってしまい思わずビールを買った。そして買ったビールを持ってもらいモデルになってもらった。これは昼に酒を買ったという行為によって積極性が生まれたためだ。この時点で酒と鎌倉という地に酔い頭の中の何かが外れたのだろう。
そしてビールを飲む前に寄った店でも同じように写真を撮ったがその絵の些細な部分がどうしても気になってしまい再び同じ店に行き別のアングルで撮影させてもらった。
おそらくこの時点で相当酔っていただろう。
しかし以前の気になる部分を短時間の間に改善できたものが撮れた。その状況では最善のものが撮れたと思っている。
このことから少量の酒は文章を書くことに影響はしないが撮影には影響すると結論づけられる。
酒は毒にも薬にもなる容量を守り楽しく飲酒しよう。
読んだ本について適当に書く
タイトルにある通り。
並びは順不同
嫌いになれない害虫図鑑
製薬会社の実験用害虫を飼育している人が書いた本。 飼育法が確立されている虫もいたらされてなく色々と試行錯誤の上で飼育していたり繁殖できないので毎シーズン捕獲に行ったりと実験用にどうやって確保するかがわかってたのしい。
ROBOT×LASERBEAM
ゴルフマンガ。これだけ狙った場所に打てたら楽しいだろうなぁと打ちっぱなししか経験ないけど思った。主人公は天才だけどきちんと努力しているので好感度高い。打ち切りは残念。
妖怪の飼育員さん
妖怪が動物園みたいな妖怪園で観られるというお話。妖怪漫画と見せかけて社会風刺。
解体屋ゲン 46巻
主人公のライバル的な人物がアル中になる話。アル中患者の行動や治療法がかなり現実的。もっとも周りにアル中の人がいたことがないので人づてに聞いた話とすり合わせて、だが。Kindle unlimitedに加入していれば既刊50巻(これ書いている時点)が全て無料で読めるので加入しているのなら読んで損はない、他の巻も含めて。
エロマンガ先生 (10)
ムラマサ先輩かわいい
久しぶりに電車に乗った
最近は電車に乗って都心へ行く用事もなく、またどこか出かけるときはだいたい車で行っていたので電車に乗る機会がほとんどなかったが都内へ向かう用事がありおそらくひと月ぶりくらいに電車に乗った。
乗った電車は昼下がりの時間帯なので乗車率はそこまで高くなかったが色々な人が乗っていた。
色々な人がいたが車内での行動は主に二種類だった。スマホをいじることと酒を呑むことだ。
おそらく台風の影響で現場が早じまいしたであろう人が酒を吞みながら車内に入ってきた。
その人は発泡酒やストロングゼロ等の安価な酒を呑んでおらず缶の色から判断してキリンの一番搾りを呑んでいた。
その姿はとても様になっていてビールの広告として使えそうだった。
このような格好良さはベッドタウンやロードサイド店舗では決して観られない。 久しぶりにアウトサイダーな格好よさを見た。
都会や車内は人が多い、そして人が多いと平均から外れた人も相対的に多くなる。 都会にしかない良さというのはこのような画一化されていない雑然したものではないかと感じた。
いい天気
今日の東京は曇り空だった。最高気温も25℃と低くとても過ごしやすい気候だった。
こんな日こそいい天気と言っていいだろう。
本来いい天気というのは晴れた日のことを言うが砂漠よりも暑くなる日本の夏では曇り空で気温が低い日のほうがいい天気と言ったほうがいいだろう。
実際に中東の国々では曇で過ごしやすい気候をいい天気というと聞く。
言葉の意味は時代によって移り変わるものなので今の日本では夏の間だけでもいい天気の意味が本来と逆になってもいいだろう。
主語が曖昧な人たち
世の中にはいろいろな人がいる。同じ文化圏で生活し同じ言語を喋っているのにペットの犬のほうがコミュニケーションをとれるような人もいる。
そういった人の特徴として語りかける主語がでかいという特徴がある。
正確に言うと文章として主語が存在していないが誰に話したのかが明確にわからない話し方をする。
特定の人に対して話しかける時名前を呼んだり相手を向いて話しかけたりするがそういったことがなく独り言のごとく話している。 また言葉も具体的でなく何を言っているのかがわからないことが多い。
そういった人と実生活、特に職場で遭遇した場合どうしたらいいのか。無視するのが一番だ。
こういった人は職場でも重要でなく無視したからと言ってこちらが不利益になることはほとんどない。
またこれは職場に限ったことではない。
例えば電車の中でこちらが座っている時前に立っている老人が譲ってほしそうな態度をとっていても譲ってくれと言ってこない限り譲る必要はない。また老人には席を譲らなければならないという規則があるわけではないので仮に言われても譲るか譲らないかは座っている人の判断で決めるべきだ。
上記の人達は要求を突きつけそれを拒否されるのが怖くて曖昧な態度や言葉でこちらに察して貰おうとしているだけだ。
そういった人の言葉を聞き、聞き取れた言葉から文脈を推理し相手の要求を推測すると言う行為は無駄な消耗になるだけだ。
犬がいる
……犬がいる。
家には犬がいるんだからいたって問題ない。問題なのは飼っている犬とは全く違う犬種なことだ。
犬種についていちいち書く必要は無いだろうからわざわざ書かない。どうやって部屋に入ったかもこの際無視しよう。
問題なのは鶴の恩返しのごとくあなたに助けてもらった犬ですと言わんばかりの顔でこちらの寝姿を覗いているところだ。今にも愛情表現として顔をなめてきそうである。
そんなこと思っていると声がした。部屋にいきなり犬がいたんだ。声がしたくらいでもう驚かない。
「私は先日助けていただいた蜘蛛です。」
……蜘蛛かよ。
これには流石に驚いた。こういう場合はだいたい人間の姿でくるものだろう。よりによって犬なのか。あと蜘蛛を助けた記憶なんてここ数日まったくない。
「人間は戸籍の用意が大変なのです。それに比べて犬ならそこらへんがアバウトなので。」
流石に現代に生きるだけある。人間社会をよく学んでる。蜘蛛は何十年も生きると妖怪になるというがここまで知能や洞察力があるなら納得できる。
だがなぜ犬なんだ。それならネコだってよかったじゃないか。ネコには登録制度がないんだからもっとアバウトだぞ。
「あなたは犬を飼っているでしょう。なので犬好きだと考えたからです。」
こちらの疑問の回答を完璧に用意している。犬をこれまで3頭飼っていたので犬好きだと言えるだろう。ただ一つ疑問がある。なぜその犬種なんだ。
「ある程度大きな犬がいいとかとおもいましたので。お気に入りませんでしたか」
大きな犬は好きだしその種は飼ったことがないので飼ってみたい気もする。ただ昔飼っていたのが嫌っていてそれを思い出して辛い。
「そうでしたか、それはもうしわけないことをしました。」
反省している。その仕草、頭を下げ耳と尻尾を閉じ眼は上目遣いでこちらをみる、まさに犬のしぐさだ。こちらも言い過ぎたかと思ってしまう。
それに犬を飼う余裕が今はないんだ。家族にも反対されてしまう。
「しかしお礼がしたいのです。」
なかなか強情である。何か納得できる材料を示さないと帰ってくれないだろう。
久しぶりに大きな犬を間近でみれた。それだけで十分嬉しい。それに無意識に助けたんだからこれくらいで充分だ。
納得してくれるだろうか。
「わかりました。」
納得してくれたようだ。
「では最後に」
そう言うと頬を舐めてきた。舌の感触、体温、かかる吐息、すべて犬の感触だ。
「とても楽しい時間を過ごせました。さようなら」
そう言うとふっと消えた。今更犬が消えたことには驚かないが少しさみしい。
一体何だったんだ、今のは。
そう思いながら目を開けるとそこには見慣れた天井が広がっていた。
まぁ夢だよな。蜘蛛を助けた記憶なんて無いもんな。
そう思いあたりを見回すとベッドサイドテーブルの上に小さな蜘蛛の亡骸があった。 その亡骸をティッシュで包むと埋めるために外へ向かった。